ライカの使用感(ファインダー)

ライカM6のファインダーは「クリアでシャープ、他のRF機の追随を許さない」ということをよく聞きますが、初めてファインダーを覗いたときの感想は「?」。確かにクリアーできれいですが、BESSA R2Mと比較すると際立ってクリアーだとは思いませんでした。
ちなみに、レンジファインダーBESSA R2Mしかしらないので、他のレンジファインダーはわからないのですが、BESSA R2Mもライカに負けないくらいクリアーなファインダーだと言うことでしょう。


もう少し細かな点を比較してみると、
ブライトフレームは、ライカの方が鮮明で、目の前にブライトフレームが浮かんでいるように見えます。きっとM3はもっとすばらしいのでしょう。


距離計部は、ライカは薄くもやがかかっているように見え、BESSAは少し黄色がかっているがはっきりしている。
これだけで見るとBESSAの方がピントを合わせ易そうに感じたのですが、実際にピント操作をしてみると、BESSAは二重像がはっきりしているため二重像合致式で合わせると、少々ずれていても鮮明に見えるので合っているように見えてピントを外すことがありました。そのため、距離計部のエッジを利用してた上下合致式でのピント合わせが必要となります。
一方、ライカはピントが合っていないときは、二重像がはっきりしないので、二重像合致式でのピント合わせが十分に行えました。このあたり、やはりライカの方が優れているように思いました。


ただし、ライカM6は、距離計部がハレーションによりピント合わせ不能になるので、イライラする場面も多いですが。(とりあえず、同距離でハレーションがおこらない方向に向けてピント合わせする必要がある。)
ちなみに、BESSAはハレーションでピントが合わせられないケースは過去にはなく、この点は優秀ですね。


次回は、シャッター音について使用感を書きます。
それでは、本日の一枚。(まだ、ライカでの撮影ではないです。)
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BESSA R2M + HELIAR 50mm F3.5 +ネオパン400 PRESTO


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